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2013年02月20日 (Wed)

 

先日、特別支援と英語教育についてのセミナーに参加して参りました。

特別支援教育について考えよう! Vol.1
障害ではなくギフトとして伸ばす教育とは~
http://kokucheese.com/event/index/70098/

 
今回ここで学ばせて頂いた事は、教育現場で今、最もニーズのあるテーマでもあり、こういった子どもたちへの対応について日本ではまだちゃんとした手立てがないのが現状との事でしたので、ある意味、最先端の情報だったのではないかと思います。
セミナーの中で印象に残った言葉を拾ってみました。

フォニックスを導入する前に実は音韻認識(フォノロジカル・アウェアネス)が大事。音節や音素を習得してからしかフォニックスは身に付かない。

母語である日本語についても、まずは聞く力を育てる事。

読みが苦手な子どもは読書をしないので母語でも語彙が圧倒的に少なく、指示の内容すら伝わらない事がある。説明した事を本当に理解しているのか確認し、伝わっていなければ言葉を言い換えて、言い方を変えて再度伝えるなどの配慮をする必要がある。

読みが苦手な子は文字を追うのに必死すぎて、なんとか読めても内容を理解していない。文章から内容をイメージができていない。

一見、スラスラ音読できているように見える子でも、実はちゃんと文字を見て読んでいるわけではなく、暗記してしまって読んでいる子もいる。読んでいる子どもの目の動きを観察することも大事。

発達障害児に対して精神科等で投与されることの多い向精神薬について特に免疫のない子どもは要注意!!大人になって、内臓がボロボロになる事もある。

音に敏感な子もいるので、大きな声で怒鳴らない。

書くのが苦手な子どもでも、マークシート方式のテストだと高い偏差値を出す子どももいる。 書けないからといって能力が低いわけではない。

読みが苦手な子どもには目の筋肉を鍛える、ヴィジョン・トレーニングを受ける事によって、改善される場合もある。(速読の訓練でも、目を動かす練習しますね!)

視覚の刺激を受けやすいADHDの子どもにはリードカバーを付ける事によって、読んでいる箇所に集中して読ませることができる

大人でも出来ない事、苦手な事はたくさんある。
「なんでわからないの?」はNG! ため息もダメ。否定的な言葉はできるだけ使わない。

発達障害児への教育について日本は後進国。まるで手立てがなく、子どもたちの可能性の芽をつぶしている。欧米はgifted称され、通常の教育カリキュラムとは違う枠組みの英才教育的な教育で、その子の得意分野を伸ばすシステムが確立されている。クリエイティブな分野で活躍する人に多いが、ITの分野でも例えばシリコンバレーにはかなりの確率でアスペルガーがいる。(
ビル・ゲイツ、facebook創立者のマーク・ザッカーバーグはアスペルガー)

【ひ】

 

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